民法について学びましょう 連載6

“権利の種類”
 ①公法上の権利・・・参政権(選挙権等)など
②私法上の権利・・・個人と個人との関係においてある者が持っている権利
物権 ~ 物を直接に支配する権利・・・所有権など
債権 ~ 人に対して行為を請求する権利・・・代金支払い請求権など

*債 務・・・債権者に対して負っている義務
*債権者・・・債権を持っている者
*債務者・・・債務を負っている者

 ※物権の絶対性 → 所有権絶対の原則
  物権の権利者は、全ての人に対して自分が権利を持っていることを主張できる

※債権の相対性
債権者は、債務者にのみ行為を請求できるだけであって、
それ以外の第三者に請求することはできない

※物件の排他性 → 一物一権主義
  一つの物の上に物件は一つしかないこと。例えば一点物のブローチを一つ持っていて、
それをAさんにもBさんにもCさんにもあげるとは言えない

★物権法定主義
  民法その他の法律に定める物件以外の物件を自由に作ることはできない
対して債権は 契約自由の原則 によって自由に決められる(無限)

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